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人間氏ね

「女の子のメル友募集」の続き



ブログの管理画面を開くたびに、俺は怪しいスパムコメントの駆除に追われていた。
消せども消せども、やつらはネットの海からしつこく湧いてくる。

以前からスパムコメント、略してスパムンの襲来はあったけれど、それは新しい記事をUPして2、3日もすれば止むのが普通だった。しかし、今回は全く違う。何日経てど、止む気配がない・・・。

同類、友を呼ぶってか。
スパムンに見紛うタイトル。「女の子のメル友募集」。他人様のブログにトラックバックでもすれば、問答無用で即効消されかねない汚れたタイトルだぜ。

因果応報、自業自得。この惨状、最初は面白がる気持ちもなくはなかったが、延々と攻勢を続けるスパムンの来襲を受けるにつれ、だんだん嫌気もさしてくる。俺は一線を越えてしまったのか、とマヌケにも自問してみる。いやバカだ、俺。問うまでもなく既に答えはでてるじゃないか。度重なるスパムンがそれを証明している。

やっちまった行為の愚かさを、俺の面前にリアルに突きつけてくるスパムンに、実は感謝すべきなんじゃないか。メル友募集記事をブログにのせようか、のせまいか、いくら葛藤しようと俺はまだ自分がこれからやろうとすることの意味をよくわかってなかったのかもしれない。だから感謝だ。目覚めの一撃を与えてくれたスパムンに。

って、できるわけねえだろ!人をおちょくりやがって!

放置することもできた。スパムンの存在を想定して、俺のブログのコメント欄はぬかりなく承認制にしてある。どこの誰がコメントしようと、俺のチェックなしでは、そのコメントはブログ上にUPされないようになっている。だからブログ閲覧者が間違ってスパムンを踏む心配もないわけだ。

ないんだけど、どんなコメントが寄せられているのかついついチェックしてしまうけなげで、腐っている俺。一縷の希望、いつかマジでリアル女の子からメルアド付きコメントが送られてくる、俺はあきらめていなかった。不屈の忍耐。・・・往生際が悪いともいう。だからコメントを放置はできない。スパムンというゴミクズの奥深くに埋もれたキラキラと輝く光の宝を見逃すことなきよう、俺は目と神経と欲望を研ぎ澄ましていた。

あ、言い忘れてましたが、女の子からコメントなんてからっきしきてませんよ。
こないよね、こないよね。
これできたらまさに小説だよね。奇跡だよね。
あは、あはは、あははははははははははははは・・・はははっはっは、は、は・・・はあああ・・・あーあ・・・。
自嘲笑いの次にはため息が出る、ていうかキーボード叩いててむなしくなってくる。「は」を連続して打つのは疲れる。
今、笑ったやつ殺すからね。笑わなかったやつも殺すからね。
どっちやねん!

・・・やめた。
俺の幾多の経験に裏打ちされたINネットゲー出会い講座開こうかと思ったがやめた。
人間やめた。
人間やめたい。
人間やめよう。
人間氏ね。


続く
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23 : 51 : 56 | 読書感想文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

天使  アラン「定義集」より

天使(ANGE)

これは使者、幸福な使者、待たれた使者、歓迎される使者である。天使は老いた者ではない、天使は学者ではない。ただ、彼は新しい時を告げる。天使は裁かない、天使は赦しもしない。彼はよろこんで与える。彼がもたらすものはあかしではない、それは一つの音信(おとずれ)である。
「こんなことではいけない」
と、彼はあなたの髪を直すのと同じように単純に言う。
「あなたは呪われてもいないし、悲しんでもいない。あなたは無用な者ではないし、勇気を欠いてもいない。私があなたにそれを言うのは、それを知っているからだ。ところが、あなたにはそれがわかってない。」
天使は議論しない。

(アラン「定義集」 岩波文庫 神谷幹夫訳)



フランスの哲学者アランによる天使の定義です。

一つの「音信(おとずれ)」とともに天使はただ「新しい時を告げる」のみ。
「こんなことではいけない」、と。

「あなたは呪われてもいないし、悲しんでもいない。あなたは無用な者ではないし、勇気を欠いてもいない。私があなたにそれを言うのは、それを知っているからだ。ところが、あなたにはそれがわかってない。」
その言葉は「あかし」ではない。
未熟なあなたの心を包容する「老いた者」の承認でもなければ、無知なあなたに与えられる博学な「学者」の知識でもない。

これは罪、あれは赦される。
そんな裁きを天使は下さない。
叱りもせず、諭そうともしない。
外は天気がいいよ、今日は雨だよ、とさりげない言葉を伝えるかのごとく、「こんなことではいけない」とあなたに言うだけ。

天使はあなたと白黒はっきりさせる議論をしたいわけじゃない。
彼は使者の役目を担って「新しい時」を伝えにきただけ。

だからこう言えるのではないだろうか。「新しい時」を告げに来た者、それだけをひっさげてやって来た者こそ天使なのだ。

「新しい時」と古い時の境目はどこにあるのだろうか。
わからない。
ここからが古くて、ここから新しいとはっきり線引きして知ることはできないのかもしれないけど、「新しい時」とはひっそりといつのまにか訪れているような時のことのように思えてくる。
だから天使はそれとは気付かないうちに、あなたのもとにやってきてたのかもしれない、そのような存在なのかもしれないね。
00 : 25 : 19 | 読書感想文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

女の子のメル友募集

「関東近辺在中で、このブログを一人わびしく見ている年頃の女の子いませんか?
こんなブログを書いている僕に興味ありましたら、メル友になりましょう!
コメントにメルアドも書いて送信してください。
メールで必ず返信します。」

・・・気が動転している。
何をブログに書き込もうとしているんだ。
俺は今ブログの管理画面を開いて、新しい記事を作成しようとしていたところだ。
キーボードを打つ手を止めてタバコで一息つくと、耳障りなPCファンの音が意識に入ってきた。

俺は2年ほど前からある有名なオンラインゲームのブログを運営していた。
ゲームをやっている中で起こった出来事や、ゲームに関する知識や情報をブログに書いていた。
アクションRPGのようなゲームで、ドラクエのように自分のキャラを様々な職業に成長させて楽しむことができる。その職業も多岐にわたり、能力パラメータや装備なども自分なりにアレンジできるから、ゲームに関する情報も膨大なものになる。
オンラインゲームなので、他のプレイヤーとパーティーを組んで遊ぶこともでき、コミュニケーションも重要だ。
プレイヤーはブログを書き、あるいは読むことで情報を共有しあいコミュニケーションをする。
ゲームの一つの楽しみ方としてブログがあった。
ゲームのブログを集めたリンクサイトや、2chのような掲示板も存在しているので、ゲーム外でもコミュニケーションは活発でありコミュニティのようなものが醸成されていた。
俺はそのゲームのブログの書き手のはしくれだった。

そのオンラインゲームのプレイヤーは何万という人数なので、それだけいればいろんな人間がいるというもの。訪問者ゼロを記録するような閑散としたブログにもならず、何十かのアクセスが毎日あった。世にあまた存在するブログの平均アクセスがどれくらいものか知らないが、少ない、といえば少ないだろう。ただゲームのブログだったからあらかじめ読者は限られてる。俺はアクセス数至上主義者でもない。ましてこれがはじめてのブログ開設だったから、見ている人がいる、と思えるだけでうれしかった。リンクされたり、コメントがつけばなおさらだ
俺は自分のブログにそれなりに愛着があった。

だからこのブログは断じていかがわしい出会い系サイトなんかじゃない。
健全なゲームブログだ。
他人の非難や中傷は避け、言葉遣いも選び良識を装う、といえば偽善者っぽく響きも悪いが、不特定多数に向けて書くのだから、それがマナーだと思ってつつましやかに書いてきた。
だのに俺はその積み立ててきたものをあっけなく壊そうとしてる。
俺はバカか?

ゲーム内で出会いを求める輩は当然いる。
いないほうがおかしいだろう。
侮蔑と罵倒をこめて「直結厨」と呼ばれていた。「直結」は「下半身直結」からきているらしい。
いわば性欲をもてあましたヤツら。
俺はそいつらを見てて、もうちょっとうまくやれよ、と思うこそすれ、あからさまな嫌悪の感情はなかった。
思い出せば俺も別のゲームではあったが、ゲーム内で親しくなった女の子と二人きりで会ってデートしたことがある身だ。その俺が非難の言葉をいけしゃあしゃあと吐くのは筋が通らない。
今のゲームでは女の子とリアルに会うことはなかった。
親しくなった女の子はいたにはいたが、メッセ交換どまりだった。
北海道に住んでいた子だったので、東京都在中の俺にはちと遠すぎた。
写真を見た限りでは可愛かったのだが・・・。
・・・で何の話だっけ。

恵まれない男の活路として、ゲーム内での出会いは肯定されてしかるべきだ。
というか、みんな現にやっているだろうから、俺が声高に叫ぶ必要もないか。
ただ女の子を傷つけるなよ。
いいこと言った俺。

・・・で、なんだっけ。
そうだ、問題は破廉恥な感情を不特定多数の人が閲覧するブログで、堂々と露骨に公開することだ。
無様以外の何者でもない。
そんなブログ見たことないぞ。
ゲームの仮想空間であろうと、そこでは顔と顔をつき合わせての会話だ。
男は必死になって女(中身は男かもしれないけど)を口説けばいい。栄光のリアルデートに向けて。

イケメン写真が公開されファンが多数ついている有名ブログなら、これもアリかもしれない。女の子の好意の気持ちは、その恥知らずな行為をも暖かく受け止めてくれるかもしれない。
しかし、どこの馬の骨ともわからないヤロウが書いてる、このしがないブログ。
失笑と後悔しか残らないだろう・・・。
お前、厚顔にもほどがあるな。
外と内から聞こえてくる声。

てか、これって「エレGY」のパクリだよね。
じすさんは英雄だ。
無謀にもパンツ画像を要求し、はてはセフレ募集だと。
神だ。
俺はいじましくもメル友だ・・・。
自分でも憐れみたくなるような器だ。
じすさんとは度量に雲泥の差がある。

ぬるくなった缶コーヒーを一口すすりタバコをふかす。
つい今俺が送っている日常に頭を巡らす。
変わり映えのない仕事の日々に嫌なことだけが累積していく。
しんどいし、ミスをして上司にいびられたり。

じすさんは、退屈で鬱屈した日常に対して、それが「悪手」だったとしても、「凡手」ではなく「奇手」をと書いていた。
俺にはメル友募集が身の丈にあったささやかな革命なんだろうか。

その革命も、俺の欲望を見透かしたような実際の出会い系スパムコメントで終わるだけだ。
ああ、無情。
僻地にも及ぶスパムコメントを削除、削除、削除。
ああ、悲しいなり。
欲情させる過激なコメントに添付されてるアドレスを開いてみたい気持ちに駆られるも、ウイルスが怖くて踏めないチキンな俺。
ああ、袋小路。

四の五の言わずに送信しちまえ。
あの滝本さんを見習え。
公共の電波を使って、素顔を晒しながら彼女募集を公言する勇気を見習え。
1の謙虚と100の優しさと1000の勇気。
これが人生に必要なんだ!
必要なんだ!
なんだ!


と自分に言い聞かせ、あやうく送信ボタンを押しそうになった。
勇気は暴挙と紙一重。

何年も彼女がいない。
彼女が欲しい。
寂しさはぬぐえない。
だからって、ブログでメル友募集ですか。
ですよ。
・・・ああああああああああああああ。
これは誰かの陰謀なのか!
この俺の手を止めるな!
革命が密告されたのか!

違う、これは良心の声だ。
人間は恥の感情をもってこそまっとうな人間だ。
お前はできそこないの人間か?

違う、俺は別に法律に反するようなことをしようとしているわけじゃない。
まああんたがこれを書き込んだって、警察が出動するようなことはないけど。
だろう・・・ちょびっと公序良俗を乱すかもしれないけど・・・。

びびってんのか?
びびってないけど、少しびびってる。
まあ人って思うほど、他人のことを気にしてないもんよ。旅の恥はかき捨てでいいじゃね?
・・・でいいのかな?
何年もつきあってるからわかるけどお前優柔不断だよね。
うむ・・・。
だからいつまでたっても彼女の一人もできないだよね。
うるせえ!

ふつふつと怒りがこみ上げてきた。
根性に欠けた自分自身へなのか、俺を制止させる想像上の世間の視線へなのか、はたまた良心の声へかはわからない。
行き場のない怒りの感情に身をゆだねているともうどうでもよくなってくる。
俺は危険な状態に入りつつあった。

頭を冷やすためにタバコを一本取り出した。
せっかくの休日がくだらない葛藤に費やされていた。
もうどれぐらい時間がたったかもわからないほど、ブログの管理画面を前にしぐずぐず煩悶している俺がいた。

途端、閃いた言葉が奔流のように流れてくる。
・・・くだらなくてもいいじゃないか。
送ってきた人生の到達地点がこんなくだらないことでも、俺が肯定しなければ誰が肯定する。
送信した後にむなしさがこみ上げても、それを飲み込もう。
くだらないことも、むなしいこともひっくるめて、丸めて、ギッタンギッタンにして消化してやれ。
それが男気ってもんだろ、俺。

と、威勢よく御託を並べつつも、最後はやはり俺、もう何にすがりついていいかわからず闇雲にやぶれかぶれでタイトルを「女の子のメル友募集」にして送信した・・・。
力が抜けた。
情けない。
14 : 14 : 24 | 読書感想文 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑

新はじめに

管理人 suavis(スアヴィスと読みます)
東京都在中
年齢 ご想像におまかせします
性別 男と女 どちらがご希望ですか

このブログは、わたしくしsuavisが読んだ本の感想などを紹介という形で書き綴るブログ、にしたいと思ってます。願望ですね。しかし筆にきまぐれはつきもの、脱線大いにあり。

リンクはフリーです。ガンガンしてください。

コメント、トラックバックは承認制となっています。ブログを読んだ感想、超大歓迎です。非公開を希望の方はコメント投稿の非公開欄にチェックをしてください。



補足
このブログにはおそらく二種類の読者がいるかと推測します。ラグナロクオンラインというゲームをやってる、もしくはやってた人と、やったことなど全然ない人。なぜかというとこのブログは、ブログ名からも明白なようにそのゲームのブログだったからです!しかし2008/11/15以降、更新される記事はゲームとは全く関係ないものとなっています。つまりラグナロクのブログではなくなってしまいました。

ならブログを移転しないのか?、そういった疑問は当然浮かびました。浮かびましたがいつのまにか霧消してしまいました。私の下衆な下心が原因だと思います。まず最初に感じたのは面倒くさい・・・。あきれるようなものぐさですね。あとあわよくばラグナロクにつられて訪問してくださった読者を取りこみたい、というさもしい根性・・・。

ラグナロクのコンテンツを残すということは、ラグナロクなど興味も関心もない新しい読者(いるのか?)を拒む障壁にもなるかもしれず賭けです。なんと大げさな物言い、と自分でも笑ってしまいますが。アクセス何万(それ以上か?)と誇るアルファブロガーの方と比べるなら、こんなブログ、社員が社長だけの風が吹けば飛んでしまうような超零細企業なものです。ネットは自意識を増幅し、肥大させるいい例ですね。


以下、その二種類の読者に対してのブログ説明

ラグナロクオンラインをやったことがない読者の皆様へ
現状9割9分(たぶん)ラグナロク関係の訪問者が占めるブログにようこそお越しくださいました。アウェーを訪れたような肩身の狭い感触あるかもしれませんが、心になにがしかのひっかかりがあったらブックマークに入れてください。


ラグナロクオンラインをやっている読者の皆様へ
私がラグナロクを再開する予定はありません。もしかしたらいつか再開への期待を胸に訪れてくださる読者の方もいたかもしれませんが・・・。現行記事も引き続きご愛読いただければうれしいです。

ラグナロクのコンテンツは残します。古い情報ばかりですが、ラグナロクを楽しむためのなんらかの足しになれば幸いです。

ブログを移転しなかったのは、今の自分がラグナロクをやっていた頃の自分とどこかで地続きだったことも少しはあるかもしれませんね。
19 : 54 : 55 | [導入]はじめに | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

真っ赤な空を見ただろうか  BUMP OF CHICKEN

バンプ大好き。またバンプです。

BUMP OF CHICKEN
真っ赤な空を見ただろうか




青春があった。青春は色褪せた。青春を回顧した。青春は蘇生した。
そうやって青春は更新され、生活する日々に織り込まれ、生きる糧となる。
時間の荒波の中で、原型をとどめないほど形を変えようとかつての青春は消えない。まさしくその青春が、今呼吸している私を形作り、そして空がずっとずっと頭の上で私達を見守っていたのだから。



バンプをゆっくり味わった後、まだお暇でしたら以下の文章も合わせてどうぞ。バンプの歌と一緒に並べてみたかったから書きました。




男は云った。
「どうしよう」
女はわけもなく答えた。
「わからない」
二人は別れた。

男は黙っていた。沈黙しながら生きていた。
言葉は彼の心から生まれない。
心の抜け殻に溜まった言葉を利用してしゃべっていた。
腰に手をあたえ、立ち、目を真正面に向け前を見ていた。
これが彼のできること。
風が吹いた。
彼は顔向きを変え、別の方角を見た。

男は女にまた会いにいった。
女は表情を変えずに男を認めた。
「頭が狂ってるのかな」
男はふと漏らした。
「わからない」
女は同じ言葉を繰り返した。男はそれに特に感情がわくのでもなかった。何気ない顔をしていた。
二人は律儀だった。悲しいぐらいに正直だった。その心根はまれなものだ。
男は笑った。つられて女も笑う。ウソのない笑い声。
「いっぱいしようか」
男が提案する。
「なにを?」
「わかんないけどいっぱいしよう。まずは家の掃除。食べること。寝ること、歯を磨くこと。爪を切って、耳かきしてさっぱりして。」
「それに飽きたらどうするの?」
「知らない」
女は男から目をそらした。女は足もとにある石を蹴った。石はコロコロと転がった。
男は彼女の前方を飛ぶ石コロを眺めながら思った。子供の時だったら駆けていく石コロを無邪気に追いかけただろう、と。
男は年をとった、それなりに。
おもむろに女は、男の顔を両手で包みこみ、自分の顔をそっと近づけ、ひたいとひたいをゆっくり合わせた。
男はされるがままに、彼女の手のあたたかさを頬で感じた。
二人とも目を閉じていた。
女は無言のまま祈り、男は祈りを聞いていた。それは祈りだった。だから男は女に会いにいったのだ。
傷は自分にも見えない。でも傷は傷だった。何が悲しいというのでもない。でも悲しかった。
心をとりもつ方法
男はそれを探していた。
女は、その男の旅路の無事を祈っていた。
二人ともまだ目を開けていない。
二人は無知の中にいる。
でも、だから二人は目を閉じて、時にはふるえ、時には微笑を浮かべながら、ひたいとひたいを一つにしていた。
23 : 12 : 23 | 読書感想文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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