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狐のお話

ある日の研究室。

学生:先生、質問があるんですが・・・。
とある教授さん:何ですか?レポートのこと?
学生:レポートはもうやりました。
とある教授さん:そう。ではなんでしょう?
学生:その・・・単刀直入に聞いてもいいですか?
とある教授さん:いいですよ。学生は疑問を持つのがお仕事みたいなもんだし。
学生:そうですか。じゃあ、勉学とは関係ないことかもしれませんが・・・先生の首に巻いてある狐って、一体何ですか?
とある教授さん:ああ、これね。
優しい手つきで狐を撫でる。
とある教授さん:そうよね、あなたはまだこちらに来てまもなかったわね。一体なんだと思います?
学生:えっと・・・ファッションですか?お似合いですし。
とある教授さん:似合ってる?
学生:はい。
とある教授さん:そう言ってくれるのは嬉しいけど、ハズレ。
学生:ですよね。首巻の一種かと思ったですけど・・・でもその狐、生きている感じがします。そこに引っかかりました。僕の気のせいですか?
とある教授さん:いい直感ね。
学生:え、やっぱり生きてるですか!!!でも生きてるというには、ピクリともしないですよね・・・。
とある教授さん:うーん。まだ基礎コースのあなたに説明するのは早いだけど、一応「生きている」と表現はできます。
学生:もったいぶらないでくださいよ。ちゃんと教えてください。
とある教授さん:まあまあ。落ち着いて。これって魔法や生体工学について深い造詣がないと理解できない代物だからね・・・。だから、あなたにはまだ早いのよ。少なくとも、野生の狐を手なずけたペットのようなものではありません。
学生:・・・。普通の動物ではない、ということですか。
とある教授さん:です。よし、あなたの直感に敬意を表してもうちょっと説明してあげる。この絵を見て。
秘密

学生:これ先生ですか?髪の色が白いし、ちょっと先生に似てる気もします・・・。
とある教授さん:秘密。
学生:・・・わかりました。
学生の胸中は複雑の極み。
とある教授さん:これ見てどこか変な所があると感じない?
学生:そうですね・・・黒猫が読書をしているところですか?ただ浅学の僕でも言葉を操り識字能力のある動物の話は聞いたことあります。
とある教授さん:惜しい。着眼点は悪くないです。他にはどう?
学生:思いつきません。(正直、ツッコミどころはいっぱいあるけど)
とある教授さん:この教授さん、本を持って読書中と思いきや目線がこちらを向いてておかしくない?
学生:そういえば。でも本は知的なところをアピールするアクセサリみたいなものとして持ってるだけとか?
とある教授さん:ひねくれた見方ね。この本はアクセサリなんかじゃないわ。読書中です、狐さんが。
学生:えっ!!狐が読んでるですか!
とある教授さん:そうよ。
学生:じゃあ先生の首に巻いてある狐も?
とある教授さん:はい。今は睡眠中だけどね。人前じゃだいたい睡眠中。デリケートだから。わかりやすい言葉で言うなら、これは私の分身。教授ともなると嫌になるほど本を読まなければいけないから、この狐さんが私の代わりに本を読んで研究の負担を軽減してくれてます。
学生:なるほど・・・。その狐は先生の代役というわけですか。
とある教授さん:狐さんが読んだ内容は、私の頭の中にも入ってきます。だから、分身みたいなもの。全ての狐さんにはそれぞれ名前もあるけど、人前でおおっぴらに言ってはいけない慣習になってます。だから私の狐さんの名前も、あなたには教えてあげられないけど。私たちの知識は、狐さんで支えられている部分があるのよね。
学生:僕のような学生は睡眠時間を削ってまで独力でたくさんの本を読んで勉強しているのに、なんだかずるい気します・・・。
とある教授さん:そう思うのは無理もないけど、でもね、誰でも狐さんを扱えるわけではないのよ。そうね・・・狐さんに興味があるなら、××××教授の「狐の誕生」を読んでみるといいわ。図書館にあるから。入門書として定評のある本です。それでもあなたには少し難解かもしれないけどね。





注意!これは創作ですよ(汗
教授さんの絵は、公式HPのエピソードにある挿絵です。

テーマ:ラグナロクオンライン - ジャンル:オンラインゲーム

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